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ピリオド

 春になるたびに きまってあなたと大喧嘩をしましたね。

 どうしてこの時期なんだろうと いくら首をひねってみても理由がわからなくて。

 それでも いつも今くらいになると つかみ合いの大喧嘩をしました。

 最後はほんとうに「大」を誇張してつけてもいいくらいでしたね。

 私はお皿を割って 襖に穴をあけて

 あなたにコロコロで殴られて 頭にこぶをつくりました。
 
 そして、あなたは 

 私が投げつけた椅子を手で払って左手の指の骨を折って。

 あれは言葉にできないくらい ひどい 喧嘩だったよね。

 そして

 それでほんとうに おしまい。

 春なのになぁって。

 あなたがいなくなった部屋で

 割れたお皿のかけらをひろいあつめながら

 何にも考えられずに

 ぼーっと指先だけを動かしていた。
  

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