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沈丁花、その樹の下

 凍てつく空気の中、ふと香るものをたどると陽だまりの沈丁花に行き当たりました。

 沈丁花  寒の内にも 常住の春 

 冬の日の 冴えるほどに 沈丁花

 その植え込みの下に目を落とすと小さいながらも名も知れぬ草が花をつけています。
 
 草一花 実を結ぶとて 抜かれけり

 雑草なんてひとくくりで片付けられてしまうその身が哀れと言えば哀れですね。
 憐憫で囲ってもこの花は抜かれてしまうか、踏みつけられてしまうのでしょう。
 名前の無い植物などありはしませんが、私はその名を指摘できるほどの知識を持っていません。
 私は草花さえ守ることもできないのです。
 改めて自分の知識の物差しの短さと心の薄っぺらさを思いました。
 
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テーマ : ひとりごと。
ジャンル : 日記

2012年ですね

 明けましておめでとうございます。
 と言っても、すでに6日が経過してしまい、明日はもう七草です。
 芹、薺、御形、繁縷、仏の座、菘、蘿蔔。
 無病息災とお正月中の暴飲暴食の休息をこめていただくわけですけど、七草粥の歴史って意外に古いんですよ。
 平安時代に施行された律令のひとつである「延喜式」の中にすでに登場しています。「延喜式」は西暦967年に施行細則として布告されていますから、とっても昔のことですよね。上野の国立博物館に写本がありますけど、私は見てもよくわかりません。
 「あー、古いんだろうなー」ってことぐらいですね。
 まぁ、延喜式には親近感はまったくありませんが、七草はちょっとだけお知り合い感覚があります。
 本当の七草粥は律令にでてるだけあって少し作るのが面倒です。前日の晩にまな板の上に七草を並べて、祝詞を謡いながら包丁で叩き、翌朝になったら粥に混ぜて完成です。
 でも、七草ってお世辞にも美味しくはないですよね。味も薄いし、草って味ですしね。ホワイト・ソースにバターをたっぷり混ぜてリゾットにしたら美味しそうですけど、きっと「それでは意味が無い」って藤原時平さんに怒られちゃうかもしれませんね。
 日本を感じるために、家庭でも行える神事として続いていくと良い風習のひとつだと思います。それが本来の意味を薄くしていったとしても。

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